痛くない整体で口コミと女性に評判の自然整体院 桑原です。

日本人の悩みの代表ともいえる腰痛と肩こり。

痛みが出ていると動くのが億劫になったり、ストレスを感じてイライラしたり様々な影響がでてきます。

腰痛と肩こり

最近の調べによると、腰痛や肩こりの痛みを感じてからのセルフケア、または改善までの速さによってストレスを感じる度合いが変化するということがわかってきました。

ここに面白い検証データがあります。

腰痛人口が最も多い腰痛県は「秋田」(53.5%)で、次いで「鹿児島」(51.7%)、「佐賀」(51.5%)の順となり、腰痛が最も少ない県は「愛媛」(39.8%)でした。

まず、肩こりや腰痛の頻度が「月2〜3回以上」と答えた5,000人に、肩こり・腰痛を放置しがちかどうか聞くと、肩こり県の奈良では86.0%、腰痛県の秋田は89.5%と、全国(82.5%)よりも放置する傾向が高くなっています。一方、肩こりの少ない沖縄は81.3%、腰痛の少ない愛媛は77.6%と、放置する割合は全国よりも低くなっています。

引用元:もしも肩こり腰痛がなくなったら日本人の幸福度は4割増し

この調査結果によると茨城は腰痛の多い県ランキングで32位。

全国的に見ると比較的割合が少ないようですが、当院でも来店される方は腰痛経験者の方が多いです。

痛みの症状が出てからすぐ改善を、ということはもちろんですが、それよりもまず痛みの出にくい身体を作ることが基本なのではないかと考えています。

日本人に多い腰痛

腰痛の原因と改善

よくある質問で「どうして腰痛が起こるのですか?原因はなんですか?」と聞かれるのですが、腰痛の原因は様々あり一概にどれが原因とはいいきれません。

ですが、いくつか代表的な原因を紹介していきましょう。

身体のゆがみによる腰痛

まず、日常的な生活における筋肉の疲労や緊張、無理な姿勢による身体への負担、外から大きな力が加わりそれによる骨の変形や骨折、筋肉の炎症などにより神経に信号が伝わり痛みを生じる場合。

おそらく、一番多い腰痛のパターンなのではないでしょうか。

骨は一見硬そうですが、年齢や生活とともに骨の中がスカスカになる骨粗鬆症の場合、気づかないうちに自分の体重などの負荷で骨折していた!ということもあるのです。

特に首から背中にかけての骨が弱ってくると、ちょっとした動作でヒビや骨折が起こります。

中には結婚式のお見送りでお辞儀をしばらくし続けていたら痛みが生じ、レントゲンを取ってみるとヒビが入っていた。という方もおりました。

最近は食生活が欧米化していますから、カルシウム不足は若い方にも起こり得ることです。

腰で言えば腰痛分離症、椎間板ヘルニア、脊柱菅狭窄症などといった症状は外からの触診ではなかなか確実な判断ができませんので、寝ていても痛みを感じたりしびれや足の感覚障害、排尿障害などといった悩みを抱えている場合は一度整形外科などを受信しMRIなどレントゲンを撮っていただくことをおすすめします。

体のバランスが傾いている女性

ここで一つ、痛みを感じるのは骨や神経ではありませんので、骨の歪みや筋肉の緊張がある方でも腰痛などの痛みを感じない方もおります。

こわばりを長時間放置した場合や、慢性的に疲労が続いているような場合は感覚が麻痺してしまいます。

痛みがあるということは神経の信号を受け取っている(作用している)ということですので、痛みを感じたらなるべく早めに身体の改善を行うことをおすすめします。

骨の異常が見られる場合は、症状をみながらなるべく痛みが出ないように筋肉をゆるめる体操を行ったり、といったその症状にあったセルフケアも紹介しますのでお気軽にご相談ください。

もし骨の異常が見つからない場合は日常の動作による筋肉疲労などが考えられますから、そういった場合はまず身体への負担を軽減すること、そしてこわばりをゆるめることが大切です。

さとう式リンパケアは前にも記事で紹介したように、歯科医である佐藤青児先生が開発した「押さない・揉まない・引っ張らない」という理論を本に身体を整えていく健康法です。

どうしても痛みがあると敏感になり、ストレスを感じそこに外からの強い力が加わることで更に筋肉はこわばるといった悪循環に陥ってしまいます。

そういった場合でもさとう式では優しく身体をゆるめることで良くしていくことができるのです。

セルフケアの一つとして、さとうリンパ式ではシェー体操というものがあり、こちらは公式ユーチューブにも動画で紹介されています。

特別難しい運動ではありません。

横向きになり身体が楽な体勢を探し、片手でバンザイしてゆるめていくという簡単な体操になっているので、是非お風呂上がりの筋肉が温まっている時に行ってみてください。

内臓からくる腰痛

身体の循環の要となる内蔵が疲労している、または炎症や病気などにかかっている場合でも、腰痛や背中の痛みといった背面への影響があります。

血管に関する病気でも、その前触れとして背中から腰にかけて激しい腰の痛みがでることもあります。

例えば軽く腰や背中を打診した場合に体の内側に鈍痛を感じたり、それにより四肢にしびれやむくみ、刺すような痛みがある場合や腹部を押してみて激しい痛みやしこりなど塊がある場合などは、内蔵が健康であるかどうかもみていくといいでしょう。

特に激しい痛みについては早急に改善が必要な場合がありますので、かかりつけの病院、または救急病院を受信してください。

腹診

腰痛の改善

ストレス社会と言われる現代において、痛みとの関連性は根強いものとなっています。

疲れたらまず良く休む。

一張一弛という言葉がありますが、身体を良い状態でいるためには休む、ゆるめる時間も大切です。

普段仕事などで体を使っている方は頭を、頭を使っている方は体を動かすなどあえて普段やらないことで身体のリフレッシュをするのも一つの手ですね。

そして、骨を強くするために食事を肉から魚へ、色の濃い野菜を食べるなどを意識することで、カルシウム不足を防ぎましょう。

カルシウムは骨や歯などの成長に関わるだけではなく、身体を動かすために必要な神経伝達や興奮の抑制、筋肉の収縮などにも非常に深く関係し、毎日新しい物と古い物が入れ替わりますので寝ている間にもカルシウムは消費されています。

単純にカルシウムを取ればいいというわけではなく、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンCなどと一緒に撮ることで吸収率が高まります。

背骨から骨盤まで

また、長時間同じ姿勢が続いたりするようなときはベルトなどを巻いて負担を軽減したり、作業の合間に立ち上がって少し動かしたりとなるべく固まらないように心がけましょう。