痛くない整体で口コミと女性に評判の自然整体院 桑原です。
以前に、揉み返しについての記事を書きましたが今回はその補足として、揉み返しになりにくい方法をお伝えしたいと思います。
もみ返しとはどうして起こるのか、それが事前に分かると受けなくていい痛みは避けられますので、ぜひ参考になさってください。
目次
揉み返しの症状
まず、揉み返しとは体がどんな状態なのかを知る必要があります。
揉み返しは、筋肉が外からの刺激を受けて反応している状態です。
詳しくはこちらに記載しておりますので、御覧ください。
施術の際に筋肉が痛いと感じるほどの力が加わった時など、体に損傷を受けると修復しようとして炎症を起こしたりしますので熱が出たりといった症状がでてきます。
また、神経や骨に負荷がかかっても手足末端までの痺れや今まで出なかった症状が現れたり、もともと感じていただるさや痛みが強くなることがあります。
負荷をかけない施術
さとう式リンパケアでは「押さない・揉まない・引っ張らない」が基本ですので、なるべく施術中はリラックスしていただくためにごく弱い圧で施術をしていきます。
同じマッサージ、整体、カイロでもその先生によって手法や技術が異なりますが、自分の体が今こういう状態ですと丁寧に説明してくださる方であれば安心ですね。
そしてその体に合わせた強さ、時間、施術方法などに相違がなければ基本的に揉み返しは起こりません。
ただ、受けられる方が緊張していたり副作用の強い薬を服用されていたりした場合には、揉み返しは出やすくなります。
先に上げたように、受けた刺激への反発が元になりますから体が必要以上に跳ね返そうとしても起こるのです。
痛みの出ているところに更に強い力を加えたり、患者さまの了解を得ないで不安な状態で施術を進めたり、施術者主体で行うと拒否反応が起こりやすくなります。
ですから、やはり信頼している先生やご自身の精神的なタイミングは非常に重要だと思います。
症状の種類
揉み返しについて、体調が回復する好転反応であるという見方があります。
それは、コリや詰まりがほぐれたり流れがよくなることで一時的に体に違和感を感じるというものですが発熱、だるさ、めまいなどがこれに当たります。
いずれも3日ほどするとスーッと落ち着き、施術前よりスッキリするのが特徴です。
しかし、中には1週間経っても痛みが取れない、むしろ痛みが強くなってきたという方も居り、桑原整体院に初めて来られる方のお話を伺うと「他で受けたら揉み返しがひどかった」「揉み返しが怖い」とおっしゃる方も少なくありません。
もみ返しへの対処法
例えばよほど体調が落ちている場合、一回で完璧に改善しようとするとどうしても体に負担がかかってしまいます。
ですので、体の様子を見ながら痛みを与えないように、少しずつ優しくゆるめていくという方法をとっています。
回数は2回、3回とかかるので通うのが辛いかたも居るかもしれませんが、痛みでしばらく動けないことを考えると動けるうちに体を改善されたほうが結果的にご自身が楽になります。
どれだけ気をつけていても、体質的に反発が起こりやすい方もいます。
先に上げたように、薬を服用されている方や筋肉が少ない方、体の疲労が強すぎる時などはその傾向が強いです。
施術にかかる時は痛みが出ている時という方がほとんどだと思いますが、よく言う「痛みが出る前に定期的に受けて欲しい」というのは、このもみ返しを防ぐ為でもあります。
また、痛くなってから通うのは用意ではありません。
動ける時に体をゆるめる。
これが体の状態を保つ一番の方法ではないかと思います。