痛くない整体で口コミと女性に評判の自然整体院 桑原です。

IT社会を生きる現代人には肩こりや腰痛、目の疲れ、不眠などは切っても切れない体の不調となっています。

このブログ記事をご覧になっているあなたも症状のどれか一つには悩んでいるのではないかと思います。

そういう背景もあってか、整体院をはじめ、整骨院、カイロプラクティック院、もみほぐし店などの施術院は日本全国でコンビニよりも多く存在しています。

特に駅前などには、仕事帰りや営業の休憩中のサラリーマンをターゲットにマッサージ店が軒を連ねていますね。

整体院も身近に感じるようになりましたが、それによって弊害も起こっています。

身近になったので気軽に何回も通ってしまい、体の不調が治らないどころか余計に悪くなったという事例もあります。

施術院が乱立しているので経験も知識も未熟な施術師も多くなっていますが、患者側も正しい情報を以って通院しないとなりません。

今回のブログ記事では整体に関しての知っておきたい情報と、通い過ぎないための秘訣を紹介します。

整体に通う前に各院の違いを理解する

身体によい事悪い事

整体院、整骨院、カイロプラクティック院の違いが分からないという方も多いと思いますので、まず最初にその点について整理しておきましょう。

整骨院とは

柔道整復師と言う国家試験を合格した人が開業できる施術院です。

医師の診断を基に骨折や捻挫、脱臼などの治療を行うことができ、施術内容によっては各種保険の対象になることもできます。

ずれた骨などを適切な場所に戻したりするなどの処置は柔道整復師と医師だけができます。
主に急性の痛みや症状を改善することを目的にしています。

カイロプラクティック院とは

カイロプラクティックの定義は団体よって異なる場合が多いですが、法的に認められ社会的な役割を果たすアメリカでは、米国カイロプラクティック協会 (ACA)が「筋骨格系と神経系疾患に特化した医療」と定義しています。

日本では法的な根拠がないことから国家資格はなく自称で独自の手技であることが多いです。そのため保険適用にはなりません。

アプローチとしては、骨格や筋肉、神経系を正しい位置に戻し、症状の改善を図ります。
肩こり、腰痛、猫背などの慢性症状を取り除くことや、骨格を整えることで小顔などの美容効果を押し出している施術院もあります。

整体院とは

カイロプラクティックと同じように、骨格や筋肉へのアプローチする手技を用い体の筋骨を整える治療技術もあれば、症状によっては鍼灸を用いた物理療法を用いる場合もあり、一律に定義することは難しいですが、体の不具合をさまざまな手法とアプローチで改善を図ることを目的としています。

カイロプラクティック同様、国家資格はなく保険適用にもなりません。独自研究での技術のため施術院によっては治療の品質に著しい差が出るので、口コミなどの評判が施術院選びの重要な要素と言えます。

整体の施術は、肩こり、腰痛、頭痛などの痛みを取り除くこともしますが、痛みの原因となっている部分を正しい状態に戻し人間の持つ自然治癒力を高め、痛みなどの症状が出にくい体を作るために行います。

身体がすっきり爽やか

そのため、通院は複数回にわたり、定期的な通院をすることで施術を受けて、日ごろの生活環境を整えるアドバイスも行い、筋骨の正しい状態を維持できるようにします。

体の痛くなる原因は痛い部分とは離れた箇所の筋肉や骨のずれで起こっていたり、ストレスなど心的原因で自律神経が乱れ血行不良などが起こっていることも多く、施術前には触診や問診などで根本の原因を特定し、様々な手法を用いて施術を行います。

当院、自然整体院桑原では強く押さない・強く揉まない・強く叩かない療法で、バキバキ大きな音が鳴ったり痛みを感じるような施術は行いません。

無理に力を掛けるのではなく、揺する、動かすなど軽い動きで全身の筋肉の緊張・弛緩のバランスをとり歪みを整えます。

こういう人は整体への通院がおすすめ

明らかに細菌性またはウイルス性の内科的疾患ではない体の不調の場合は、おおむね体の歪みやストレスが原因であることが多いので、全身の緊張を解きリラックスすることで症状が改善していきます。

慢性的に肩こりや腰痛、頭痛に悩まされている方、不眠や冷え性、O脚・X脚、猫背やストレートネックなど幅広く対応可能です。

疲れがたまっているので、疲れの元である筋肉の緊張をほぐしたいという方にもお勧めです。

整体による体の回復の仕組みを知って、通い過ぎないようにしましょう

整体の施術で体の不調を取り去るには、3つのステップが必要です。

  1. 体の歪みを直すこと。
  2. 歪みを作る生活習慣を正すこと。
  3. 正しい体の位置を維持すること

です。

体の歪みを直す

1については、上述しましたが体の不調は歪んで、バランスが崩れることで起こります。

例えば左足首が固くなると動きが悪くなり右足に負担がかかります。負担がかかる右足の筋肉は緊張し余分に腰を引っ張ります。

そうすると腰の右側が下がってしまいバランスをとるために左肩が下がります。左右の方のバランスが崩れると肩が凝り痛みを発します。

歪みは連鎖しますので、起点になっている歪みを正しい位置に治すのが第一段階です。

しかし、歪んだ状態が長く続いているので、体と脳はその姿勢でいるのが楽だと認識していますので、正しい位置に治しても歪んだ位置に戻そうと働きと日ごろの間違った生活習慣で、しばらくすると元に戻ってしまい症状が出てきてしまいます。

首の骨がボキボキっとなった

生活習慣を正し、正しい体の位置を維持する

悪い姿勢にならないために第二段階の生活習慣を正すためのアドバイスも行い、通院時に適切に行われているかを確認します。

そして第三段階、定期的な通院で体の正しい位置が楽であることを体と脳に教えてあげて、日ごろから正しい姿勢になるように意識するようになれば不快な症状は出なくなり、姿勢が改善されることでストレスも感じにくくなることもあります。

このステップは、施術士と患者様がきちんと問診を行い、適切な手法と通院計画の元に行われます。

施術を受けた直後は、体が楽になり爽快感を得ることもあるため、通院後すぐに来院したくなる方もいらっしゃいます。

かかりつけの施術院は行きづらいから、他の施術院やもみほぐしのマッサージ店などに足を運んだりするようになることもありますが、リラクゼーション効果を求めて複数の整体院やカイロプラクティック院、マッサージ店をはしごするのはやめましょう。

施術師によって症状に対するアプローチの仕方は全く異なります。

そのため、これまで行っていた施術が無意味なものになってしまったり、悪影響が出る場合も考えられます。

また、マッサージ店では、専門的な知識や技術の保証がなく経験も乏しい新米スタッフも多いため、お客からのリクエスト通り患部をもみほぐしますが、思った効果は得られず「揉み返し」による不調が現れることもあります。

適切な施術方法と施術間隔で通院することで、最も適した処置が行えます。

通院間隔の例としては、通院初期は週1回の通院を1カ月続けて、歪みと生活習慣を正し、半年くらいは月1回のメンテナンスで維持をするのようなパターンもあります。

通院のタイミング

通院のタイミングについては、上の図のように適切な間隔で通院すれば、徐々に体の調子が上向いていきます。

しかし、自分の判断で「もう調子が良いから大丈夫だろう」と通院をやめてしまい、痛みなどの症状が出たりしてから通院しても、思っていたような効果は得られません。

上述しました3つのステップをちゃんとこなすことで慢性症状の改善が望めます。

痛みが出ているということは身体の異常が閾値を超えたため出るものですから、これまでの施術で積み上げてきたものがなくなってしまっているわけです。

痛みなどの症状が出る前に、むしろ、出ないからこそ通院しましょう。

体の調子のよいときのメンテナンスは、体調の維持に重要です。

また、たくさん施術を受ければ、その分効果を得られるということはなく、体の回復の仕組みに合わせて適切な感覚で施術を受け、自分でも体の歪みを正す努力をすることが症状改善への近道です。

整体に通い過ぎても意味がない!のまとめ

整体などの体を扱う業界での格言で

「やりすぎは下策、不足は中策、適量が上策」

という言葉があります。

強めの背中のストレッチ

慢性的な体の不調は一回の施術で治ることはありません。

患者様からの「一回で治したいからたくさんやって」というリクエストに応えてしまう施術師はあまり良いとは言えません。

体の不調の原因と適切な処置について分かりやすく説明ができ、納得してもらえる先生が良い先生と言えるのかもしれません。

突発的な外傷や感染以外の体の不調は、本人は気づかないだけで、長い時間をかけて築き上げられたものなのです。

そのため、回復するのにもそれ相応の時間がかかると思ってください。

施術院のスタンスや施術師との相性もあると思いますが、施術はその人に合った最善の方法を取っています。

施術に関して不安な点や不満がある場合には、担当の施術師に相談しましょう。

しっかり患者様と向き合って治療を進めていくことも施術師の使命です。

まずは連日通い詰めたり色んな施術院でほぐしてもらったりするのはあまり意味のないことだと理解するのが第一歩です。

そして、通院する施術院の担当施術師と信頼関係を気づいて二人三脚で症状改善に取り組むのが一番の近道と言えます。